旅先のホテルについて、部屋のドアを開けた時になんだか解放感につつまれた経験はないでしょうか。
もしくは、ホテルの部屋に入らずも、高級ホテルのラウンジにあるソファはこころが休まるような気がしますよね。この解放感や心が休まるような感覚の秘密は、生活感がないということ。ソファ、ベッド、ローテーブル、チェア…など最低限のものしかなく、視界が広がることで得られる感覚なのです。同じお部屋でも、ちょっと掃除しただけ、洗濯物を片付けただけでもいつもと違うお部屋のように感じられますよね。

生活感のなさを突き詰めていくと、ミニマリストのような暮らしになっていってしまいます。ホテルライクな空間には、遊び心のあるインテリアも不可欠。

「生活感をなくし、遊びをプラスする」
ホテルライクな空間・リビングをつくるキーワードです。

せっかく生活感をなくしても、プラスチック製の家具ではホテルライクは完成しません。上質な素材の家具を選び、高級感漂う空間を目指しましょう。
ソファはレザーソファやベルベット調のものを選ぶと一気に雰囲気がつくれます。スペースに余裕がありそうなら、大き目サイズのものを置くとゆったりと座ることができ、ホテルのラウンジのように寛げます。テーブルは、大理石やセラミックなど、天板にツヤがあり上品なものを置がおすすめです。身近に感じる木製テーブルは、デザインに凝ったものをチョイスしてみてください。前衛的でおしゃれなデザインのものは、置くだけで簡単に非日常を味わえます。