天板のデザインは、イタリアの大理石「カラカッタ」のテクスチャーをイメージして、セラミックに転写されています。夜明け前の白い空とも言われている模様で、その美しい情景が目に浮かぶようです。

近年、天板に使われているセラミック素材はイタリアトスカーナ地方で採掘される大理石で、彫刻家ミケランジェロが好んで使用したとされるカラカッタ、ビアンコ（ホワイト）の模様で仕上げた高価な素材です。
その製造方法は、天然の岩を粉砕しパウダー状にした後、１万トンの圧力で圧縮し、さらに1300度の熱で焼き上げており、この天板には見た目の美しさだけではなく、以下3つの利点があります。

①　粒子を高圧力で圧縮にすることにより、超高密度化され、液体の浸透度はほぼゼロに近いものになっています。このため、ソースなどの色の付いた液体も跡にならずに拭き取ることができます。
②　高圧力の圧縮により、硬化した表面はナイフで野菜などを何も敷かずに天板の上でカットしても天板を傷つけないことです。
③　高温（1300度）で焼き上げるため、熱に強い点です。オーブンなどで温められた耐熱容器を何も敷かず直接置くことができます。

見た目のクオリティと高い機能性は、「セラミックテーブルならでは」と言えるのです。