上海国際家具見本市 5【NOCE】家具・インテリアのノーチェ公式通販
2019.10.18
今回で5回目になる「上海国際家具見本市」ですが、「もっとも強いインプレッションは?」 と聞かれても「これ!」と言うものが無かったような気がします。 それは、何度も行っているので「当たり前と言えば、当たり前」の話でしょう。 今回の「家具見本市」が初めてであれば、「かなり衝撃的であった」と思います。 それでも「何かコメントを」と聞かれれば漠然ではありますが、「なにか厚みが増したようだ」と答えるかと思います。 実際、ソファー、テーブル、チェアのデザインとカラーリングは、欧米からのOEM(オリジナルの委託生産)で培われたため「これはマズイ」と言った商材が少なくなりました。 どこのブースにもおしゃれでカラフルなソファーから、オーク、ウォルナット無垢材を使用したダイニングテーブルやチェアが並んでいました。 そのため、バイヤーとして「価格とデザイン、クオリティとバランスの取れた家具」を見つける事が難しくなってきました。 それでも、「よりいいものが手の届く価格」から、「もう少し背伸びすれば、少しジャンプすれば手の届く価格の家具」の選択肢が増えたとも言え、インテリアそのもので生活の質の向上につながるのです。 上質なインテリアを「誰もが楽しめる時代になった」とも言えるのです。 先週の続き 翌朝、目覚めると窓の外には、まだ起きたばかりの上海の街がありました。 ここでいつものストレッチ・・・ではなく最近は「ヨガ」にしています。 上海の街をバックに・・・・リラックスして・・・ポーズっと。 真剣にヨガに取り組んで1年半くらいでしょうか。 ストレッチは、夜と昼に変えました。 その方が、夜眠れるためです。 ヨガは、別に習ったわけではありません。 8年くらい前に「ヨガに挑戦」と思って買った厚めの本がきっかけです。 当時は、少しやって、やめてしまいました。 なにか、「自分に向く」とか「今を感じる」など少し面倒くさいのと「ポーズがなかなか上手く出来ない」の理由でひたすら朝は、ストレッチとバランスボールでした。 少し、長くなりそうなので別の機会に持ち込みます。 上海国際家具見本市と直接関係ないからです。 一通りヨガのポーズを終え、朝食のレストランに行き、窓際の席をリクエストしてテーブルにつきました。 ビュッフェスタイルですが、オープンキッチンになっていて中では、シェフたちが忙しそうにフライパンを「カンカン」鳴らしながら振っていました。 その姿を見ているだけでも「おいしそう」です。 上海やきそばと杭州(ハンジョウ)チャーハンを取ると 隣のテーブルの上には、すごい数の蒸し物の点心がありました。 全部おいしそうです。 揚げたての小ぶりなサイズの春巻。 外はカリッと中はジューシー。 上海名物「生煎」(シェンジェン)これは、上海だけに本物です。 小龍包を焼いただけの「焼き小竜包」ではありません。 これは珍しい。 焼き餃子です。 香港では良く見かけますが、上海では初めてでした。 お皿に盛った様々な中華を持ってテーブルに戻ります。 他に日本食とパンなどの「西洋式」がすごいボリュームでありましたが、中華のメニューがすごくて、全く手を付けませんでした。 1回目のお皿を終え、次は麺です。 麺をたたいて、 伸ばしています。 4つスープから「清湯」(チンタン)をチョイスします。 日本の「鶏スープ」にコクをつけた感じです。 ここに「打ちたて茹でたて」の麺を入れてもらい トッピングを自分でして席に着きました。 細くてコシがあって、これがまた清湯スープにあって・・・・・。 スープまで全て完食です。 でも〆は忘れません。 クロワッサンとヨーグルト。 朝からスッカリ中華を堪能させていただきテーブルを離れました。 テラスに出て 南京東路を見下ろすと、早朝から店の前に行列が出来ていました。 話題のケーキでも売っているのでしょうか。 朝の上海の風が、心地よく吹いていました。 テラスの向こうには、昨晩の138階建てのビルが100階建てビルたちを見下ろすようなシルエットになっていました。 チェックアウトを済ませ 地上に下りると ナイキショップの前に「今時の子」たちが開店前から列を作っていました。 先ほどの南京東路には、別の店にも行列が出来ていました。 地下連絡道を通り 地下鉄の入り口から 地下道を 2号線のガイドに従って歩き 更にエスカレーターを下り 自販機の タッチパネルに行き先をタッチして チケットを購入し、自動改札にタッチさせて プラットホームに下りるとすぐに地下鉄が来ました。 地下鉄に乗り シャトルの駅に着きましたが 今日は、昨日のシャトルバスの経験を活かし、ひと駅ですが別の地下鉄で会場に向かいました。 会場直結駅なので激しく混んでいます。 しかも今日は、一般公開日です。 会場へのガイドに従って 会場エントランスに着きました。 クロークにキャリーバッグを預け 入場し、昨日まわれなかったところから始めます。 まず、ファンクションつきソファーです。 革張りで年内リリース予定です。 システムソファーですが左右チェンジは出来ません このソファーも同じです。 基本に忠実な革張りソファー・・・・・少し考えます。 少しモダンを取り入れたダイニングテーブル・・・ガラスがなぁ。 スタイリッシュなソファー・・・・・これも年末にリリース予定です。 少し変わったデザインの左右入れ替え可能な、システムソファー・・・・NOCEに似たようなものがあるので少し難しい。 カウンターチェアです。 少し変わったデザインのソファー・・・難しいかも。 ウォルナット材のテーブル。 これもウォルナット材のダイニングテーブル。 このチェア・・・ね。 これもかなり変わったベンチ。 個人的には好きですが、売れますかねぇ。 ラインの綺麗なチェア。 でも売り値で30,000円位だと・・・難しい。 ひととおり見終わって時計を見ると、なんと飛行機出発時刻の2時間前・・・。 まずいです。 マジで。 慌ててカートに乗ると、なんと逆方向。 ここでロスはあり得ない。 戻ってバッグをクロークで受け取り駆け足で地下鉄に乗り リニアの駅のホームから リニアに 乗ります。 遅い! マッハ出ないの! とりあえず走ります。 走ります。 カウンターでは長蛇の列。 預ける荷物が無いのでここはパス。 ダッシュあるのみ。 イミグレを終えて お土産を忘れずに・・・本当はダメです。 ラストコール中です。 搭乗はほとんど終わっています。 最後に近い搭乗で乗客の視線を感じつつ・・・何故ならばラストコールで搭乗なのに「土産袋」を持っているからです。 これ、いつも僕がイラッとしている逆パターン。 これからは、慎むと誓いました。 席に着くと 飛行機は地上勤務員に見送られ ゆっくりと 滑走路に向かい 速度を上げ上昇しました。 しばらくすると 上海に沈む太陽が旅の終わりを告げていました。
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今回で5回目になる「上海国際家具見本市」ですが、「もっとも強いインプレッションは?」
と聞かれても「これ!」と言うものが無かったような気がします。
それは、何度も行っているので「当たり前と言えば、当たり前」の話でしょう。
今回の「家具見本市」が初めてであれば、「かなり衝撃的であった」と思います。
それでも「何かコメントを」と聞かれれば漠然ではありますが、「なにか厚みが増したようだ」と答えるかと思います。
実際、ソファー、テーブル、チェアのデザインとカラーリングは、欧米からのOEM(オリジナルの委託生産)で培われたため「これはマズイ」と言った商材が少なくなりました。
どこのブースにもおしゃれでカラフルなソファーから、オーク、ウォルナット無垢材を使用したダイニングテーブルやチェアが並んでいました。
そのため、バイヤーとして「価格とデザイン、クオリティとバランスの取れた家具」を見つける事が難しくなってきました。
それでも、「よりいいものが手の届く価格」から、「もう少し背伸びすれば、少しジャンプすれば手の届く価格の家具」の選択肢が増えたとも言え、インテリアそのもので生活の質の向上につながるのです。
上質なインテリアを「誰もが楽しめる時代になった」とも言えるのです。
先週の続き
翌朝、目覚めると窓の外には、まだ起きたばかりの上海の街がありました。
ここでいつものストレッチ・・・ではなく最近は「ヨガ」にしています。
上海の街をバックに・・・・リラックスして・・・ポーズっと。
真剣にヨガに取り組んで1年半くらいでしょうか。
ストレッチは、夜と昼に変えました。
その方が、夜眠れるためです。
ヨガは、別に習ったわけではありません。
8年くらい前に「ヨガに挑戦」と思って買った厚めの本がきっかけです。
当時は、少しやって、やめてしまいました。
なにか、「自分に向く」とか「今を感じる」など少し面倒くさいのと「ポーズがなかなか上手く出来ない」の理由でひたすら朝は、ストレッチとバランスボールでした。
少し、長くなりそうなので別の機会に持ち込みます。
上海国際家具見本市と直接関係ないからです。
一通りヨガのポーズを終え、朝食のレストランに行き、窓際の席をリクエストしてテーブルにつきました。
ビュッフェスタイルですが、オープンキッチンになっていて中では、シェフたちが忙しそうにフライパンを「カンカン」鳴らしながら振っていました。
その姿を見ているだけでも「おいしそう」です。
上海やきそばと杭州(ハンジョウ)チャーハンを取ると
隣のテーブルの上には、すごい数の蒸し物の点心がありました。
全部おいしそうです。
揚げたての小ぶりなサイズの春巻。
外はカリッと中はジューシー。
上海名物「生煎」(シェンジェン)これは、上海だけに本物です。
小龍包を焼いただけの「焼き小竜包」ではありません。
これは珍しい。
焼き餃子です。
香港では良く見かけますが、上海では初めてでした。
お皿に盛った様々な中華を持ってテーブルに戻ります。
他に日本食とパンなどの「西洋式」がすごいボリュームでありましたが、中華のメニューがすごくて、全く手を付けませんでした。
1回目のお皿を終え、次は麺です。
麺をたたいて、
伸ばしています。
4つスープから「清湯」(チンタン)をチョイスします。
日本の「鶏スープ」にコクをつけた感じです。
ここに「打ちたて茹でたて」の麺を入れてもらい
トッピングを自分でして席に着きました。
細くてコシがあって、これがまた清湯スープにあって・・・・・。
スープまで全て完食です。
でも〆は忘れません。
クロワッサンとヨーグルト。
朝からスッカリ中華を堪能させていただきテーブルを離れました。
テラスに出て
南京東路を見下ろすと、早朝から店の前に行列が出来ていました。
話題のケーキでも売っているのでしょうか。
朝の上海の風が、心地よく吹いていました。
テラスの向こうには、昨晩の138階建てのビルが100階建てビルたちを見下ろすようなシルエットになっていました。
チェックアウトを済ませ
地上に下りると
ナイキショップの前に「今時の子」たちが開店前から列を作っていました。
先ほどの南京東路には、別の店にも行列が出来ていました。
地下連絡道を通り
地下鉄の入り口から
地下道を
2号線のガイドに従って歩き
更にエスカレーターを下り
自販機の
タッチパネルに行き先をタッチして
チケットを購入し、自動改札にタッチさせて
プラットホームに下りるとすぐに地下鉄が来ました。
地下鉄に乗り
シャトルの駅に着きましたが
今日は、昨日のシャトルバスの経験を活かし、ひと駅ですが別の地下鉄で会場に向かいました。
会場直結駅なので激しく混んでいます。
しかも今日は、一般公開日です。
会場へのガイドに従って
会場エントランスに着きました。
クロークにキャリーバッグを預け
入場し、昨日まわれなかったところから始めます。
まず、ファンクションつきソファーです。
革張りで年内リリース予定です。
システムソファーですが左右チェンジは出来ません
このソファーも同じです。
基本に忠実な革張りソファー・・・・・少し考えます。
少しモダンを取り入れたダイニングテーブル・・・ガラスがなぁ。
スタイリッシュなソファー・・・・・これも年末にリリース予定です。
少し変わったデザインの左右入れ替え可能な、システムソファー・・・・NOCEに似たようなものがあるので少し難しい。
カウンターチェアです。
少し変わったデザインのソファー・・・難しいかも。
ウォルナット材のテーブル。
これもウォルナット材のダイニングテーブル。
このチェア・・・ね。
これもかなり変わったベンチ。
個人的には好きですが、売れますかねぇ。
ラインの綺麗なチェア。
でも売り値で30,000円位だと・・・難しい。
ひととおり見終わって時計を見ると、なんと飛行機出発時刻の2時間前・・・。
まずいです。
マジで。
慌ててカートに乗ると、なんと逆方向。
ここでロスはあり得ない。
戻ってバッグをクロークで受け取り駆け足で地下鉄に乗り
リニアの駅のホームから
リニアに
乗ります。
遅い!
マッハ出ないの!
とりあえず走ります。
走ります。
カウンターでは長蛇の列。
預ける荷物が無いのでここはパス。
ダッシュあるのみ。
イミグレを終えて
お土産を忘れずに・・・本当はダメです。
ラストコール中です。
搭乗はほとんど終わっています。
最後に近い搭乗で乗客の視線を感じつつ・・・何故ならばラストコールで搭乗なのに「土産袋」を持っているからです。
これ、いつも僕がイラッとしている逆パターン。
これからは、慎むと誓いました。
席に着くと
飛行機は地上勤務員に見送られ
ゆっくりと
滑走路に向かい
速度を上げ上昇しました。
しばらくすると
上海に沈む太陽が旅の終わりを告げていました。