2019.10.11

日記

上海国際家具見本市 4



今回で4回目の「上海家具国際見本市」ですが、書いていると「あれもこれも」と載せたくなってしまって、気がつくとアップの時間・・・です。
このため下北沢を朝出たまま、なかなか前に進みません。
見本市会場に入ると、ソファ、チェア、テーブルが色とりどりに各ブースに並び、歩く過程で次々と視界に飛び込んできます。
そして、ブースを見て「これ!」と電気が走ると瞬時に獲物を捕らえるように、担当者に話しかけて「商談モード」に突入します。
展示している家具がいくら魅力的でも、価格が合わなければ「Thank you」で直ぐに歩き次の獲物を探し始めるのです。
どうやって判断するの?ですが、はっきり言いまして「勘」です。
場数を踏んで慣れるしかありません。
お勉強ではムリです。
しかも失敗を繰り返し、「売れるもの持ってきて当たり前で褒められず、売れないもの持ってきて、激しく怒られ」・・・不条理で実りの少ない職業です・・・バイヤーって。
と、愚痴はこの辺にして先週の続きです。

大きな箱にチェアを見て(見ている人は僕ではありません)少し痛い足と飛びそうな意識を抑えて、

歩き始めました。
このままでは「予備日と思っていた明日を使っても回りきれない」と心はすでに弱気で折れていますが、ここは「耐えろ」とムチを打ってブースを見ていきました。

ここは「E7」なので、ここから巨大な展示館があと7個を意味しています。

丸を意識したデザイン、ソファ時のアームが端が折れてベッドになります。

同じイメージのカウチソファです。

徐々にデザインコンシャスになってきました。

ブースによっては、入場制限により列を作っているところもあります。

ここも並んでいます。
上海国際家具見本市も、デザイン性の高いところに人気が集中している様子は、いずれこの見本市もミラノと同じようにビジネスの場からプレゼンテーションの場に変わって行くのでしょうか。

和と中を合わせた感じでしょうか。

デンマークデザイナーが展開する、北欧系シンプルです。
美しい曲線にプライウッドのチェア。
でも・・・・価格が合わない。
推定売価50,000では、ちとムリ。

次のパビリオンに行きます。

ブースの作りこみも上質だと、ソファやチェアもそれ以上のクオリティに見えます。

イージーチェアのプレゼンです。

リビングボートです。
前パネルにブルーを配色し、シャガール風インテリアでしょうか。

レザーとファブリックのハイブリッドによるアームチェア、ブラックの脚がアクセントですが、主観で脚先が残念。

コーヒーテーブル、ティーテーブル、デザインはOKですが、このレベルでは、普通です。

総革張りソファ。
幅240で大きすぎ。

壁に掛けられたPP製のチェア。
この種類のチェアも当たり前のように、扱っているブースが多数あります。

ガラスのサイドテーブル。
NOCEのラインとは違います。

スティール製のチェア。
綺麗なラインですが、少し違う。

駆け足で見てなんとか出口まで着ました。

到着時に預けたクロークでキャリーバックを受け取り

タクシーは長蛇の列なのでやめて

地下鉄の駅に行くシャトルバスに乗りましたが・・・・・

これがなかなか「出発しないじゃ、あぁりませんか」
忘れていました。
中国のバス。
満席にならないと出発しないこと。
これは、変わらないみたいです。
ここから駅まで歩いて20分くらいでしょうか、最後の力を振り絞って歩いたため「多少待ってもいいか」と待つこと40分。
最後の一人が乗らない。
結局出発は、50分後でした。

ところがぁ。
駅と反対に「向かっているじゃ、あぁりませんか」
しかも大渋滞。

渋滞を抜け、走りだしています。
どこを走っているかわかりません。
あの広州の悪夢再びか(バスが全く違う方向に行ってしまって、途中でムリに降りた)
まぁいっかぁ・・上海ならどこで降ろされても地下鉄でどこでも行けるし・・っと。
この辺から「自分がどこにいるのか」が、分かり始めました。
プドン地区です。

このビルは、世界第2位の高さになる上海タワーです。
地上632メートル、138階だそうです。
高尾山と同じくらいでしょうか。
以前建てられた、2本の100階建てビルが低くみえます。

バスがちょうど真下に来たので撮ってみました。
無料バス夜の上海めぐりが出来たからラッキー・・・ではありません。
ちゃんと、地下鉄の駅にいってほしい・・・です。
ただ、乗客は誰ひとり怒っていません。
ここは、大陸的というか・・僕の気持ちも合わせなければならないのでしょうか。

いわずと知れた上海テレビ塔。
ここまで来れば完全に位置が理解できます。

バスが停まり、ドアが開き見上げると、高層ビル群が上海の夜空に、突き刺さっていました。

地下鉄2号線の案内で歩くと直ぐに駅入り口がありました。
今日のホテルまでひと駅です。
と、言うことは「大きくまちがってないって言うこと」かぁ。
上海のビル見せてもらってラッキーと考えよう。

階段を下りて券売機の

タッチパネルで
2号線をタッチし

次に目的の駅をタッチし

表示された金額を入れると

カード式のチケットが出てきます。

これを自動改札のスキャナーにタッチさせ

駅構内を2号線に向かって歩きます。
東京とあまり変わりません。
歩いている人もおしゃれな人が多く、どこにいるか分からなくなってしまいそうです。

2号線ホームに下りるエスカレーターで

ホームにおりると

地下鉄が直ぐ到着し、ドアが開き(上海の地下鉄はほとんどフルカバーのホームドア)

地下鉄に乗り

次の駅で下車し

改札機でカードを挿入し

エスカレーターを上り

外に出ました。

ここは、南京東路(ナンジントゥールー、上海中心にある一大ショッピングロード)の終点です。

地下道で大きな道路を越すと

にぎやかな宵の南京東路がありました。

ホテルの周りも2年前と変わって、より洗練された感じになっていました。

ホテルでチェックインを済ませ、「疲れすぎた体に何か」と思いホテルの中のレストランに向かいます。
もちろん中華です。
イタリアンでも鉄板焼きでもありません。

席はもちろん窓際をリクエストし、

テーブルに着くとすぐにお茶が出てきました。
メニューからオーダーします。

上海だけに小龍苞。

これ海老と蟹をすり身にした海鮮仕立ての小龍苞です。
当然、食べたこと無いおいしさでした。

次に、所謂「上海焼きそば」です。
「生めん」をゆでた後、オイスターソースと紹興酒で味付け、長ねぎとパプリカで彩ります。
固めのシコシコした麺にソースが絡んで・・・・

彩り野菜の、塩炒め。
ほのかにガーリックが香り・・・

と、「長いおはし」で悪戦苦闘している僕に見かねたサービススタッフが、笑いながらナイフとフォークを持ってきました。

疲れもすっかり癒される美味なディナーを終え、部屋に帰りバスタブに浸かり、ベッドにもぐると「瞬寝」でした。
窓の外には、138階のタワーの灯りがありました。

今週は、台風のためいつものNOCEに・・・は、控えさせていただきます。
尚、首都圏のNOCE明日は、スタッフの安全のため休業とさせていただきます。
何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。