2019.04.26

日記

平成を駆け抜けたNOCEの大人気ソファー、バルセロナ


一般的にバルセロナと言えば、ガウディ、ピカソなどの建造物で有名なスペインの都市です。
家具、インテリア業界では、バルセロナと言えば1929年に開催されたバルセロナ博覧会でスペイン国王夫妻のためにデザイナー、ミースによって作られたバルセロナチェアです。
NOCEでは、なんと言ってもバルセロナソファです。
平成12年から販売し、15年近く売れ続け、ピークアウトしたとは言え現在も販売している超ロングセラーアイテムです。
平成12年から10年間の販売数は、なんと25,000本以上でした。

<モチベーション>
当時を振り返ってみると、NOCEというブランド名はなく、家具や雑貨を専門店、デパート、通販会社に卸していました。
その後、「直接お客様に販売したほうが安く売れる」と考え、小売専門1号店を平成9年に自由が丘にオープンさせました。
そして、小売と卸を両立させながら、店舗を増やす一歩で卸のシェアを縮小させ、完全に小売一本となった頃、バルセロナソファが登場したのです。
その頃は、イタリアを中心にヨーロッパの家具しかありませんでした。
家具市場の現場を見ると、ヨーロッパにはない東南アジア、中国の商品が出回り始め、ここはNOCEも少し輸入しなければと、タイ、バンコックで開催された家具見本市に行きましたが、やはりまだヨーロッパのインテリアとの差は大きく、落胆していた時でした。
その当時、スパニッシュモダン、バレンシア家具見本市全盛のころ、ひときわ目立つソファーがその会場にありました。
それは、バルセロナとネーミングされたソファーでした。
ボリューム感と価格「これはいける!」でした。
しかも、本皮をPVCに変えると価格を半分以上安くできたのです。
社内の「ヨーロッパ以外の商品を輸入することによるアイデンティティの喪失」と言った反対を押し切ってリリースとなりました。

<大人気となったバルセロナソファ>
モダン全盛時代、2人掛け、3人掛けのレッドとホワイト、それぞれ29,800円、39,800円
とその存在感から考えられない価格で販売を始めました。
全国各NOCEで大ブレークし、初回の144本は、1週間で完売となり、予約数も数日で初回分をうわまわりました、
飛ぶように売れた・・・と言うか本当にバルセロナソファが群れで空を飛んでいました。(幻想)

その後、1人掛けとブラックを追加し、売り続けました。
平成27年頃からピークアウトが始まり、往年の売り上げとは程遠いものになってしまいました。
<仕様変更>




バルセロナWとして、張り生地と脚をマイナーチェンジさせましたが、いまだ人気色はホワイトです。
やはり、印象が強いのでしょうか。

平成を駆け抜けたバルセロナソファは、その平成という歴史の中に封印されてしまうのでしょうか。

これが、平成最後のブログになります。
世の中は、「史上初、空前の10連休」が始まります。
僕は、10日も連続して休むと「仕事に戻れなくなりそう」なので途中2日は仕事をする予定です。
連続休暇は、4日が限度です。
10日間の連休後、どうなってしまうのか少し心配です。
とは言え、連休中お出掛けの際には、是非NOCEにお立ち寄りいただけばと、全国スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

最後に、GOOD BYE平成!