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チェア

2018年7月27日 ネオ・ノルディック(新北欧スタイル)チェア 1

今週も強烈な暑さが続きました。 埼玉県の熊谷では、40度を超え記録を塗り替えたそうです。 その日、下北沢某所にて温度を測ると41度でした。 おそらく、実気温は40度を超えるところが続出だとおもいます。 今朝は、昨晩から台風の影響で、今までの暑さから考えられないくらい涼しい気温でした。 明日の朝早くですが、皆既月食と地球に「最接近の火星が地球の陰になる」が同時に見られる日でしたが、台風の影響で難しそうです。 週末は、「関東に上陸の可能性あり」だそうです。 7月最後、台風接近の週末、NOCEのある地域のお天気ですが、土曜日は、札幌、広島、福岡以外は、恵まれず、日曜日は、新潟以外の全地域でくもりや雨になるそうです。 来週から8月です。 夏本番!・・・・・と言いたいところですが、すでに7月から本番です。 お出掛けの際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければと全国スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。 今週の新商品の御紹介は、インダストリアル、ブルックリンから派生したネオ・ノルディックと呼ばれるチェアです。

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ネオ・ノルディックとは、そのまま言えば「新北欧スタイル」ですが、これで話が終わってしまうため、もう少し考察させていただければと思います。 最近のヨーロッパ家具のトレンドを見ていると、スティールと木製、またはファブリックなどのハイブリッドなものが目を引くようになってきました。 北欧スタイルと言うと、やはりミッドセンチュリー時代のデザイナーが作ったチェアやテーブル、キャビネットなどが、白を基調にしたシンプルなインテリアに配置するケースが主体でした。 所謂カフェスタイルです。 この北欧ビンテージ系カフェが「時代を席巻した」と言っても過言ではありませんでした。 その後シアトル系コーヒーカフェの出現と、その台頭とともにややハードなインテリアに変わっていきました。 新しく出来る飲食店やアパレルショップ、スタジオなども、ニューヨーク系といわれるブルックリン、インダストリアルなどのハードなインテリアを多く取り入れるようになっています。 ここで最近、少し目にするようになってきたのが「ネオ・ノルディック」なのです。 もともとヨーロッパのインテリアでブルックリン系は、そこまで浸透しなかったように見えます。 パリやロンドンなどインテリアの形式が、古くから確立されていたからでしょうか。 前衛的なニューヨークスタイルとは、相反するのでしょう。 それでも、ニューヨーク系インテリアの要素が多々含まれています。 ブラックのスティールフレームを多用したハイブリッド構造など「これってインダストリアル?」と思ってしまうアイテムが多く見られます。 ただ、その色やラインが北欧を意識させるものになっているのです。 インダストリアル系が、グレーの壁やレンガなど無骨なもの・・・この無骨さが好まれているわけですが、ネオ・ノルディックは、白い壁や木のナチュラルさが目立ちます。 インダストリアルに「北欧系の上品さ」をプラスしたスタイルとも言えるでしょう。 前置きが長くなってしまいましたが、チェアのご紹介に戻します。 デザインはシンプルなもので、ブラックで塗装されたスティールにシートが載り、

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シート下部からつながるフレームで背もたれを支えています。

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脚部は、若干外にハの字に開いていますが、シートの形状が正方形のため、邪魔をせず適度なバランスで形成されています。 20180727-3.jpg

サイドから見ると、背もたれの角度と後脚の角度が、大きめなシートと背もたれを綺麗に支えていることがわかります。 20180727-4.jpg

さて、このチェアのデザインのアイコンとも言える背もたれですが、シート中央部分からセンターよりに2本の支柱が平行に上部に伸び、背もたれを縁取るようなフレームに結合しています。

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背もたれの大きさを維持するために、フレーム構造になっているのだと思います。 この背もたれの支柱が、センターによっているため、ミッドセンチュリーよりもミラノサローネ時代のスカンディネィヴィアを連想させます。 当時は、イタリアモダン系でもよく使われていた手法でした。 正方形の厚めなシートと独立した背もたれが、フレームのラインと融合し全体を柔らかなイメージにしています。 20180727-6.jpg

インテリアの観点ですが、ブルックリン、インダストリアル、カフェ、あえてネオ・ノルディック、そしてナチュラルとかなり広範囲なインテリアに対応出来そうです。 とくに木の素材を活かしたテーブル、SLO、SDN、SBL、オーク無垢MK-DTPBなどと合わせると「今を感じる」インテリアが楽しめそうです。 シートのカラーは、4色で左から、ライトブラウン、ダークブラウン、グレイ、ブルーになっています。

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価格は、9,800円(税込)ととてもお求めやすい価格になっております。 インダストリアルから派生した新しいトレンド、是非実物をNOCE各店にてお確かめいただければと思います。