ケルンの事だけで書かせてもらえれば一年もちそうなのですが、
「いい加減にやめろ」
と上司に叱責をいただいたので今回で終わりにします。
前回少しネガティブだったのでNOCEで買える
ケルンに因んだ商品を紹介します。
もうずいぶんアイテムが少なくなってしまったのですが、曲木チェアです。
以前は飛ぶように売れていた(飛んでいるのを見たことがあります)のですが、
やはり時代の流れというか安いチェアの登場なのか
思うような売上が作れなくなり継続は困難となりそうな商品です。
このチェアの原点は、
デザインも含めてミハエル トーネットという18世紀後半に生まれた
ドイツ人家具職人によるものです。
以下は、NOCEが輸入している
TONというチェコの会社の人から聞いたプロフィールです。
小さな家具工場を経営していた?トーネットは、その技術をみそめられ
ドイツオーストリー帝国の名門ハプスブルグ家の家具職人として仕えました。
彼は、木を蒸して曲げるという技術をすでに発明していて、
この技術を多用しこの名門の家具(特にチェア)を
つぎつぎと作っていったのです。
ここで、彼は「こいつは、量産できるかもしれない」と
当時のベンチャー企業とも言える会社をたちあげます。
おそらく当時チェアの量産など考えられなかったので
会社は大躍進して行ったのです。
そして、ハプスブルク家のコネもあり賃金や土地が安く、
原料であるブナの木が自生するハンガリー、チェコ、ポーランドなどに
続々と工場を作っていきました。
ひとつの工場はまるでひとつの街のように大きく
その生産量も多く、世界のカフェから
一般家庭に至るまで広く普及していったのです。
そして、トーネットの会社は家具見本市に積極的に参加し
その勢力をますます強めていったのです。
1900年初めのことでした。
この後、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、
ユーゴなどが共産化され工場は、国営工場として残りました。
その後、民営化され現在のTONのような会社になったのです。
TONという会社は、もちろんトーネットから由来しているのですが、
住所までMichaela Thonetaにはおどろきました。
街全部がトーネットなのでしょう。
そのTONから輸入している以下のチェアは一応最後の入荷で
在庫が無くなり次第、入荷未定となります。
価格は、かなり安めに設定しているのでチャンスです。
バイヤーとして、打ち切りほど悲しいことはないのですが
採算がとれない以上、しかたありません。
逆らってクビはいやです。
曲木チェアNO.48 ダーク
¥6,800
W45×D48×H84(46)cm
