今週は、またジェットコースターのように寒暖の差が激しく、
初夏の日もあれば真冬の日もありました。
今(金曜日午後2時)下北沢には雪が少し舞っています。
週末、土曜日は回復しないものの、日曜日は晴れて暖かくなるそうです。
今週の商品は、リバイバルのBERN(ベルン)です。
ソファBERN 2人掛け グリーン
¥59,800
幅142×奥行89.5×高さ77(42)cm
※部分組立
◇色違いのブラウンです。
以前から僕のお気に入りの商品だったのですが、
価格が若干高めのためあまり売れませんでした。
それでもこのデザインと雰囲気で止めるのはもったいないという事で
NOCEの努力と円高で価格を下げることができ続ける事になりました。
また、リニューアルに関してファブリックも変更となり、
一層カフェっぽくなりました。
デザインに関してですが、もともとこの商品は北欧で実際売られている
商品で、デザインも確かデンマークだと聞いています。
前回は3シーターもあったのですが個人的に
「大きすぎてこのデザインにはあまりマッチしない」ような気がして
今回は2シーターだけのオーダーとなりました。
フレームを外側に見せる手法はミッドセンチュリーの影響で
アームの切り方はスワン、エッグチェアで有名なデザイナーの手法に
似ています。
又、本体のボトム部分にアールをつけることにより
柔らかなイメージになっています。
とにかく全体的なフォルムのバランスが絶妙で
置いておくだけでも存在感があります。
一方、グリーンのファブリックがよくマッチしていて
まるで「ユーズド」のようです。
ウォールナット系のローテーブルでもナチュラル系オークやアッシュでも
合いそうです。
部屋はどちらかといえばナチュラル系が合いそうです。
オレンジのカーペットやフローリングでも
カフェインテリアにするにはピッタリです。
ただ絶対的な値段から考えると
気軽に「おうちカフェ」とはいきませんが、
値段以上の価値は絶対あると思います。
ソファは基本的に全て手作りなわけですが、
トータルでここまで完成度が高い商品はあまり見たことがありません。
多分、もとの絵がいいのだと思いますが
それを忠実に表現する技術もすごいと思います。
さて値段ですが、59,800円です。
これだけ凝っていれば決して高くありません。
色と全体のデザインのバランス、
一度NOCEのお店でご覧いただければと思います。
前週のつづき。
今晩のホテルは広州国際空港に隣接する
いわゆる「エアポートホテル」です。
明日の飛行機が割りと朝早いのでこの方が街に泊るより楽だからです。
チェックインカウンターまで歩いていけます。
疲れていてもタクシーで行くのはやめて
あえてパブリックトランスポートで行くことにします。
僕はどこの街に行っても必ずこうしています。
この方が「街の感覚」を感じる事ができるからです。
会場を後にして地下鉄の駅に向かいます。
混んだエスカレーターを降りて

乗車券の自販機に向かいます。
列はここにもありません。
ようやく自分の番になったのですが、あいにく僕の紙幣が使えません。
窓口に行き硬貨に換えてもらい再チャレンジ。
無事購入し自動改札機を抜け
地下鉄に乗り(2号線)

空港行き高速バスの駅である
海珠広場(ハイジュウグァンシャン)に向かいます。
会場の駅であるパジョウ(漢字が書けません)から
11個目で海珠広場に着きます。

自動改札を抜け
外に続く長いエスカレーターの終点には

なにか久々に見る街がありました。

とはいえ、この中からバス停を探すのは結構大変です。
そこは長年の「勘」で見つけることができました。
(必ずネットなどでバス停は調べてからいきましょう。
探すだけで相当体力を消耗します。)
バスのチケット売り場で空港行きのバスの写真を指差して
チケットを購入。
これがチケット。
飲み屋のレシートみたいですが、
キッチリとバスのシートの数だけ発行させます。
おじさんの指示に従いこの隣りの待合所に。

誰が見ても間違いなく待合所です。
異変に気付いたのはしばらくしてからでした。
この待合所に空港行きの客らしきキャリアバックを持った人が
ひとりもいません。
しかも全員「バスを待っている感じなし」の人ばかりです。
正直、「みんなタクシー使うのでバスはガラガラかぁ」と思っていると、
さっきのおじさんが血相を変えて僕に怒りに来ました。
中国語でまくしられて全くわかりません。
ただ怒っているのがわかるだけです。
指をさして怒鳴っています。
そしてその指の先には大きく「空港快線」と書かれたバスが
道の向こう側にいました。
チケットは着席券ではあるものの指定席ではないので
乗客を乗せればすぐに発車してしまいます。
道路を必死に渡り
全速力で走ります。

(実際の映像ではありません。そんな余裕なしです)
こういう緊急事態の場合キャリアバックはかかえて走ります。
ただカタログが「ずしりと重く」いつもより早く走れません。
不思議なもので
「こんな事ならあのメーカーの分厚いカタログ後で送らせるべきだった」と
後悔していました。
なんでこんな時そんな事考えるのでしょうか。
カタログをもらった時も同じ事を考えていたからです。
そろそろ心臓も限界と言っています。
なんとかバスの近くまで来て
無事乗ることができました。

中国では満席でバスを運行させます。
1回乗り遅らせると次のバスはだいたい満席なので
2本くらい乗れないのは覚悟しなければなりません。
自己責任なわけです。
バスは広州を後にして走り出しました。
レトロな街にトロリーバスが似合っていました。
空港に着いて
ホテルまで大きな空港のロビーを歩いて

ホテルのエントランスに着きました。
振り返ると大きな空港のターミナルと
沈みかけた日が見えました。
その晩、中国に来て初めて中華料理を食べました。
それが空港の隣接ホテルのレストランとは少し寂しい気もしますが。
サワーポーク(酢豚)のここのレストランのオリジナルヴァージョン。
豚の代わりに海老でした。
良かったのですが、広東なので正統派が食べたかった。
でも東京でこれが出てきたら「ヌーベルシノワーゼ」とか言いながら
楽にメルロー(赤ワインのぶどう品種)が空きそうです。
これが絶品。

ジャガイモとなす(皮をむいてサイコロ状)を軽く揚げて
赤パプリカの乱切りをいわゆる少し甘めのしょう油ベースのあんで
炒めたもの。
シャンパンに合いそうです。
これは普通に水餃子。
と言ってもこれが普通に出てくれば東京では行列ができます。
夢中になって食べてしまい、これにご飯を付けてなんと完食でした。
少しだけ気分が悪くなりました。
部屋に帰りカーテンを開けると管制塔と

夜の空港が見えました。
今回の展示会は人数も活気も大変なものでした。
まだイタリアが家具生産世界1位のころのミラノを
しのいでいたかもしれません。
家具は生活の中で使うものです。
今、中国ではハウジングブームで家具に対する関心があります。
そして一方、生産世界1位となった中国は日々、世界を相手にして
国内の多くの工場と競いあっているのです。
彼らの熱心さにはおどかされます。
技術も今では当時のイタリアを越していると思います。
ただ、問題がないわけではありません。
家具はいくら技術が優れていて耐久性もあり品質がよく安くても
それだけでは売れないからです。
それは同時に僕の課題でもあるわけです。
朝、目覚めると昨晩の管制塔が見えました。

朝食のレストランで念願の「麺」を食べました。

トッピングは断ったのですが「どうしても」と勧められて
「ちんげんさい」を乗せました。
チェックアウトを終え歩いて空港に向かいます。

何故か、太陽が黄色く見えます。

後ろには管制塔とホテルが見えます。

朝早いからか、人もまばらです。

太陽は相変わらず黄色でした。
チェックインを済ませゲートに向かいます。

空港の中まで黄色です。
黄色い太陽の中に飛行機がいました。

ゲートから

飛行機に乗り席に着いてとなりの飛行機を見ると、
まるで霧の中のように見えます。

これは黄砂です。
今まで見たこともありません。
「広州では黄砂はない」と言っていましたが間違いありません。
飛行機は黄砂の中、滑走路に出ると

定刻通り成田に向かいテークオフしました。