2009年8月21日 わけ有り値下げ商品でも中身はすごい

2009年8月20日 14:49
先週、夏休みのためブログお休みさせていただきました。
水木金と通常の土日で5日間もお休みできました。
なんとか天気にも恵まれまずまずだったのですが、
例年の夏のようなパワーは感じられませんでした。
今週も日陰に入れば暑さをしのげる程度の気温で、
少し秋の気配さえ感じることができました。
週末もこのような天気が続くようです。
来週も中頃を過ぎると朝晩ぐっと涼しくなるようです。

今週の商品紹介なのですが新商品ではありません。
少し元気の無くなる話なのですが仕方ありません。
バイヤーをやっていれば当たり前のことなのですが。
誰も売れないと思ってバイイングはしないはずですが、
ちょっとした事でミスマッチになってしまうのです。
上司からは冷たい目線が浴びせられます。
店舗からも評判が悪くなります。
このような経済環境ならなおさらです。
と、前置きが長くなってしまいましたが、
用はあまり期待するような売上には至らず
値下げをしなければならなくなった商品の紹介なのです。
とはいえ、構造もしっかりしていて申し分ないソファです。

20090821 2009L 2P PU.jpg 2009Lソファ 2人掛け パープル
¥49,800 → ¥39,800
張地:マイクロヴェルベット、中身:ウレタンフォーム、脚:木製
Made in China
※組立式
◇色違い、左からグリーンベージュピンクです。 20090821 2009L 2P GR.jpg 20090821 2009L 2P BE.jpg
20090821 2009L 2P PK.jpg





デザインは北欧と少し前のイタリアモダンを「足して2で割った」感じです。
個人的に反省も含めてコメント(出来る立場では決してありません)
させていただければ写真写りがあまりにもひどいのです。
クッションがまるで目玉のようで
全体のデザインをグロにしてしまっているのです。
いっそのことのせない方がよかったかもしれません。
次に価格です。
全体のポテっとした感じや、
アームが無い事などからコスパが感じられません。
「じゃあ何故選んだのか」といわれれば背もたれの曲線です。
少し前、イタリアでよくこのデザインを見て「欲しかった」のですが
当然イタリアのこと、値段は10倍以上します。
そこでこのソファを見つけて人目惚れとなったわけです。

さて中身なのですが、値段が下がれば相対的にその価値はあがります。
(1) 20090821-1.jpg    まずシートの部分ですがSバネを本体に対し7本垂直に、
   平行にウェービングバンドをはります。
   これだけでシートの強化と座り心地を保証します。

(2) 20090821-2.jpg    薄いウレタンシートで全体を保護します。

(3) 20090821-3.jpg    フレームに使用されている木は質の高いものです。
   かなりキッチリと組んであり、横の一本一本に補助を入れ
   コーナーに「すみ木」を入れる事により剛性をより増加させています。

(4) 20090821-4.jpg    このシートに密度の高いウレタンを使用します。

(5) 20090821-5.jpg    背もたれのフレームにもウレタンを巻きます。
   こうする事により寄りかかった時の気持ち良さが保証されます。
   ただこの部分がコスト高の原因になってしまいました。

この商品は、いわゆる「わけ有り商品」なのですが、
理由はコスト高にあると思います。
商品自体それほど悪くないのですが、「商品に対して価格が高い」のです。
商品の値段を決定するのはやはりマーケットです。
売れなければ商品が合っていないのです。
それは、価格もあり、デザインもあり、ファッション性もありなのです。
ただ一番の責任はこれを開発したバイヤーにあります。

当然、上司から「責任取れ」と追求されます。
今回の言い訳は「時代が悪すぎる」ですが本当はそう思っていません。
今回の値下げ価格が適正ではないかと思うからです。
ただ会社に利益を落とすことは出来ません。
そこで上司には
「ご購入いただいたお客様には還元していることになりますよ」と
上手い責任逃れのフレーズでかわしておくことにしました。
上司に言わせれば、世の中「わけ有り商品」が流行っているそうですが、
僕の場合「言い訳あり商品」だそうです。