ピークを迎えるはずだったオリオン座流星群でしたが、
やはり東京の空は明るく僕には見えませんでした。
先週からの続き
翌日、目覚めると上海の街は朝もやに包まれていました。
6時に朝食をたっぷりととり、
(この後ロールパン2個にハムとチーズをはさみ、
デザートにコーヒーとクロワッサンひとつ)
午前のみの展示会にのぞみました。
食後コーヒーを飲みながらホテルの大きな窓の外を覗くと、
まだ誰もいない歩道に強い風が吹いていました。
と、ここまではよかったのですが
部屋に帰ると少しつ疲れているのか、食べ過ぎたのか、
しばらく頭が「ぼー」っとしてしまい、これを払拭させようと
歯を磨いた後に悲劇が起こりました。
飛行機のセキュリティチェックのため
液体をビニールのひと袋に入れなければならず、
ここに歯磨きのチューブとメンソレのチューブを入れていました。
チューブを押して歯ブラシにたっぷりと塗って、
最初は味がしなかったので「疲労で舌までいってしまったのか」
と思った瞬間、激痛というか歯医者の麻酔というか
「ひりひり」してしばらく口の中が北極状態でした。
後であまりの悔しさに「何でまちがえたんだろう」と思って
見てみるとあまりにも似すぎていて笑ってしまいました。
疲れているのか?と自問自答してしまいました。
「疲れてるわけない」と自分に必死に答えていました。
体をストレッチでほぐした後、
8時にチェックアウトを済ませ地下鉄の駅に向かいます。
上海とはここでバイバイです。
振り返ると昨晩の通りがありました。
少し秋の涼しい風が吹いていました。
駅の入り口を下り、
自動販売機に向かい、

タッチパネルで自分の行きたい路線または駅をタッチします。
次に路線が表示されるので目的の駅をタッチすると、
金額が表示され4元(約70円)を投入すると
(右に写っているのはまとめ買いのアイコンなのですが
最大9人まで買えます。人口の多い国ならではでしょうか。)
クレジットカードくらいのおおきさのカードが出てきます。
(これは使いまわししていて、資源の無駄になりません)
これを自動改札機にタッチさせて入場します。
出る時に自動改札機で回収する仕組みです。
駅は朝の通勤ラッシュで混みあっていました。
人民広場駅に
展示会方面に向かう列車が来ました。

郊外に向かうため、空いていました。

列車を降り
展示会行きのバス停に向かい(並んでいるのは出展者)

バスに乗り展示会場に行きました。
又、戦闘開始です。

昨日の夜考えたのですが、
僕自身のバイイングスタイルを変えるつもりで
見方を変えてみました。
すると結構商品が違って見えてくるものです。
それでもそんな簡単に変えられるわけも無く、
やはり無難なものをセレクトしてしまいました。
オットマン付きで左右交換可能なコンパクトなシステムソファ、
49,800円でいけそうです。
11月には入荷します。
が、「全然スタイル変わってないじゃん。」
この手のソファがあると条件反射的にゾクゾクしてしまうのです。
「Change has not come to me!」ってわけですが、
少しずつ変えていくつもりです。
本当は、ここで公表できない検討できる商品が結構あるのですが
発注には勇気が要り、時間もかかるので
決定され次第アップしていこうと思います。
展示会最終日のため、12時前から混雑を避けるため
(大きいので撤退も大変。)
出展者の片付けが始まってしまい、
見ることは不可能になってしまいました。

マグレブで空港にこのまま直行するため、
シャトルバスのバス停に並びました。
この時間でもダフ屋が少なくとも4人見えます。
行きに買った往復チケットのカードを自動改札機に通し、
プラットホームに続くエスカレーターを登り、
マグレブトレインを待っていると

すぐに来ました。

13時0分0秒に発車し、13時0分1秒で時速4キロ。
13時0分53秒で123キロ。
13時03分12秒で最高時速431キロになりました。
高速道路の車が止まって見えます。

空港が見えてきました。
13時07分に空港に着きました。
距離は約30キロ。
山手線が一周34キロで一時間、
徒歩10時間と考えると速さに驚きです。
空港に着き、
カウンターでチェックインを済ませ、

飛行機を待ちます。
これで東莞、広州、東京に戻って更に上海とまわった一週間が
終わろうとしています。
何か答えを見つけようと、また広州の雪辱を果たそうと
上海に来たわけですが、明確な答えは見つからないものの
指針は見つかったような気がしました。
それが上司に具体的に報告できないもののもどかしさはありません。
割とすっきりしています。
帰ったら生地サンプルやカタログ、
写真との格闘の日々が待っていることが楽しみでさえあります。
D84の搭乗ゲートでは
「14時15分成田行きCX919便」の搭乗が始まっていました。
搭乗用通路を歩いて搭乗口に向かっていると
ガラス窓に大きなカマキリがとまっていることに気が付きました。

誰にも気付かれず器用に逆さまになって
まるで僕をのぞき込むようでした。
それはまるで「がんばれ」とエールを送っているように。