2008年6月6月イタリアから来たチェア達

2008年6月 6日 18:10
関東地方も今週梅雨入りとなり、
じめじめとした季節がまた今年も始まりそうです。
ただ今週末だけは、なんとか晴れそうです。

今週、今年始めにケルンで発注したチェアが
イタリアからようやく入荷しました。
この原材料高とユーロ高の中で
イタリアからの輸入はあきらめざるを得ない状況でしたが、
イタリアも事情は同じで家具の輸出が
全くと言っていいほどストップしてしまっています。
現地では、メーカーの倒産や廃業が相次いでいるそうです。
このチェアはその中で前に取引のあったメーカーから
赤字覚悟の放出品を格安で買ってきたものです。
これは、前にブログで書いたようにNOCEならではの商品です。
まずこの値段でイタリアのチェアはありえません。
中国よりも安いです。
それは、このメーカーが大量に在庫をかかえていて投売りをしたからです。
通常メーカーはチェアを何の着色も座面に布も張らない状態で在庫しています。
顧客からのカスタマイズに迅速に対応しなければならないからです。
このため今回のオーダーは本体や布のカラーまで選べました。
それでも徹底的に安さを追求するため布まで在庫処分品を使いました。
イタリアのこういったチェアは、
シンプルなデザインの原点ともいえます。
今回は、少し癖のあるのもありますが
これもイタリアならではのものです。
このデザインは、いくら他の国がコピーしてもできません。
今回は、あのイタリア家具全盛時代をなつかしんで
定番のナチュラルを多くいれました。
ダーク系の方が流行りですが、
ダークだとデザインの良さがわかりにくくなります。
さすがチェアといえばイタリアです。

218チェア NR/BK.jpg256 WG2.jpg283C WG IV.jpg206チェアDK/IV.jpg






NEW ARRIVALSも要チェック!

このチェアは、ヴェネチアの少し北にある
ウディーネというところでつくられました。
いまから15年くらい前、
全盛期には世界のチェアの70%を
この小さな町で作るとみんな自慢していました。
NOCEも当時、殆どのチェアをここから輸入していました。
少し懐かしくなります。

いわゆるここは「北イタリア」というところで
背後にアルプスがそびえのどかな風景が広がっています。
目をつぶると鮮明に思い出します。
発注を終えたあと工場の人たちと
夕焼けのアルプスを見ながら食事をしたことを。
小高い丘の中腹にあるリストランテでアルプス側に大きく窓があって、
夕焼けが夜の10時くらいまで続いて。
タリオリーニ(手打ちの細めん)を
バターとこしょうでからめてうえから白トリュフをかけて、
メインに薄く延ばした子牛の白ワイン煮がでてきて、
ワインとともに日付が変わるまでワイワイやったことを。

こんなこと書いていたら、イタリアンが食べたくなってきました。
渋谷のアウトサイドのあるバールで
プロセッコ(北イタリア特有の発泡性白ワイン)と生ハムでもやる事にします。
イタリアからチェア達が来たので。