2008年3月 7日 18:14
3月に入りなんとか暖かくなりそうな気配です。
早く春が来ると良いのですが。
先日、商品がリピーティングオーダーにもかかわらず
毎回仕様が変更され出荷されるためメーカーに強く抗議しました。
通常、海外メーカーは売り手なのですが
会社の規模が極端に違わない限り
日本のように買い手優位という事がありません。
かなりうまく立ち回らないと
次回からもっとマズイ事になるか
最悪取引を先方から一方的に中止してくる場合もあるのです。
商品が違って届けば上司から
「お待ちいただいているお客様になんて申し上げればいいのか。」となり、
一方メーカーは、非を簡単に認めず
強く抗議すれば「やめてもいいんだよ」となります。
もしここで「上司の言う通り」(ごもっとも)を伝えれば火に油を注ぐ事になり、
万が一取引中止のサイを相手に投げられれば
上司からまず間違いなく解雇通知が渡されます。
しかしメーカーとは駆け引きなので
投げられたサイをいかに返すか、が勝負になるのです。
だからここまでは上司に報告できません。
判ってもらうのは無理です。
プラスとプラスの間に挟まれたマイナスのようなもので
かなり擦り減ります。
「まだ片付かないの?早くして」と上司。
「絶対あり得ない。」とメーカー。
ところが、今回のメーカーはわざわざ確認のため来日するというのです。
何度か会った事のある若い女性で
英語堪能な好感の持てるセールスウーマンだったので
内心「やった」っていう感じでした。
不覚にも勝手に接待の店まで想像していました。
この時相手の上司の部長が「是非会いたい」ので
「一緒に来日するから招待状を大使館宛に書いて欲しい」と言うのです。
ビジネス用のビザが取得出来る招待状を丁寧に書きました。
本来なら「こんな酷い会社見た事ない」と書きたかったのですが・・・。
当然審査は一発パスでした。
来日した上司は、万国共通のオヤジでした。
彼女はいまどきのカジュアルなスタイル、
まず外国人(東洋系)とは思えない感じで
少し二人はアンバランスなかんじでした。
びっくりするほど商談はスムーズに終わり、
非を全面的に認めました。
気が付けば僕は、NOCEに最低限合う商品を
感謝の意もこめて発注までしていました。
一石二鳥です。
新商品もゲット。(^▽^)v
問題の解決案も上司に報告しておつりがくるくらいのものでした。
商談も終わり雑談をしていく過程で
今回の二人の目的がわかりました。
この商談のあと東北新幹線で岩手に行き、
その後京都に行くというのです。
「岩手でここと取引している会社は?」
「京都といえば有名通販会社に営業か!」と勝手に想像していましたが、
岩手は雪見(雪を見るのは初めてらしい)の温泉、
冬の京都で雪の寺めぐりらしいです。
二人で。
恋愛は自由です。
ただこんな商談初めてでした。
マッハ15(スーパージェッター)アジアンパワー全開って感じですかね。
「やればできるじゃん中目黒!」とかなりほめられましたが、
あまりうれしくありません。
上司にとっての不本意な解決のほうがこれの百倍苦労します。
見えない苦労は評価の対象にならないのでしょうか。
そんな「ノリ」で一杯おごるというので
「僕の行きたかった店」にいきました。
本来なら今ごろあの彼女と「問題解決に乾杯!」しているはずの店です。
複雑な気持ちっていうやつでしょうか。
せっかくなのにノリ悪くて申し訳なかったです。
誰のせいでもありません。
僕もふくめて。