2008年3月14日 12:23
ようやく春らしくなってきました。
桜の開花予想も早まるみたいです。
この間、デザインのスケッチをあげ、
メーカーにプロトタイプをお願いしていたソファーが出来上がりました。
まだメールの写真段階ですが自分的にはかなり上々だとおもっています。
これから多少のモディファイを行って、
おもいっきり尖がらせるか、コンサヴァティブに持っていくか
わくわくしているところです。
デビューは5月中旬を予定しています。
ところで
バイヤーがデザイン?となるのですが、
僕にとっては、「両方とも基はいっしょだ」と思っています。
「こんなものがあれば」とか「こんなものが欲しい」という事は、
常にバイヤーの立場で考えているわけです。
そこで
それを他人からもらうか、
自分で考えるかという問題になるだけなのです。
後は、その商品を作る事が出来る
一番得意なメーカーに依頼すればOKなのです。
しかし、ここからが大きな難所となります。
なぜならば自社のデザインだろうがNOCEのデザインだろうが
メーカーにとっての生産過程には変わりません。
ここで例のロット、最低生産数がでてくるのです。
もともと相手メーカーの製品であれば
他社の注文と相乗り(共有)して軽減させる事も出来るのですが、
NOCEオンリーではこれをフルカバーしなければならなくなるのです。
安く商品を提供するにはこれをしなければならないのです。
そしてこれを実行するには、それ相応の度胸が必要とされます。
一発勝負だからです。
売れるか売れないかというものではなく
絶対売れると自己暗示にでもかけなければとてもできません。
しかしこれが売れるとなると、
とんでもないマグニチュードで喜びがきます。
言葉では絶対いえません。
これは、バイイングとはまた別のものです。
まるでデザイナー気取りです。
ただここで肝に命じなければまた上司のキツイ一言がやってきます。
それは、バイヤーとしての一線を超えてはならないという事なのです。
デザインに凝ってしまうと売れるものが見えなくなる事があるのです。
実をいうと自分でバイイングしながら納得できないものもあります。
売れるからしょうがないとバイイングしたものが
飛ぶように売れる事も多々あります。
「いっそのこと嫌いなものばかり買ってやる」と
やけをおこしたくもなります。
売れるものを意識しなければデザインはできません。
売れ線を意識すればかえっておかしなものになってしまいます。
そして上司からは、新商品のプレッシャーが。
バイイングがうまくいかなければ自分で考えるしかない
というレベルが一番いいとおもいます。
「なんか変なデザインだけど売れてんの?」と言われ
売れれば僕のデザインでと答え、
売れなければ
「最近このメーカーのデザイナーにおかしなのが入ってきて
義理で買ったんですけどダメですか」
と逃げています。
失敗作より成功作のほうが今は多いですが、
NOCEオリジナルのなかでどれが僕のものなのかは・・・
恥ずかしくて公表できません(- -;)