2008年12月5日 ベル・エポック

2008年12月 5日 15:07
今日は、午前中暖かくすごしやすく、
午後から天気がくずれ夜は雨になるようです。
週末は雨もあがり晴れるようですが、かなり冷え込むそうです。
街にはイルミネーションが溢れ、
街路樹の枯葉が舞い、
とてもいい季節になってきました。
コートのポケットに手をつっこみながら
おもわず散歩にでも出かけたくなってしまいます。
行先は、飲み屋なのでしょうが。
煮込みとワインですか。

さて、先週ブログで書いた新商品を紹介させていただきます。
最近の買付けのなかでかなり「上位ランクもの」で気に入ってます。
やってくるのが楽しみでした。
このソファいままでのNOCEのラインと違い
シンプルではありません。
むしろ逆の方向にいっています。

ブログ写真2.jpg
去年の夏くらいからヨーロッパのインテリアでは
ポストモダンとしてちらほら見かけていたのですが、
モダン全盛の日本では難しく見送っていました。
今年、上海でこれを見つけた時衝撃でした。
このデザイン、ヨーロッパでもあまり見つけることができません。
なぜならば、ヨーロッパの工場では伝統であるロココスタイルで、
クラシックすぎてしまうからです。
ルネッサンスまで戻ってしまうのです。
これは、職人技でそれはまたいいのですが、
少し違うのです。
もちろん価格もゼロのけたがちがいます。
独特な曲線は、まさにモダンとクラッシックの融合で
なかなかこのようなデザインは見ることができません。
そして何より存在感があり、
シンプルで機能性を重視したものとはちがいます。
ひとことでいえば、「艶っぽい」のです。
ひとつの部屋がこのソファひとつで完結してしまいそうです。
流行のパープルという選択肢もあったのですが、
「アナスイみたい」といわれてしまうので
あえてベル・エポック調の赤にしました。
生地はヴェルヴェットを使用しています。
値段ははっきり言って安いとおもいます。

ブログ写真1.jpgのサムネール画像 VI008ソファ 3人掛け レッド
¥78,000
W200×D88×H96(46)cm
青山店に展示

※サイズ違いで2人掛け、
 色違いでブラウンあり。
 (横浜店に展示)

最近、景気とか世相とかあまりいい話を聞きません。
僕も本当はあまりよくないのですが、
あまり気にならなくなってしまいました。
そこらじゅうで話を聞くのでこれが普通になってしまったからでしょうか。
つい一年ほど前、
すごいレストランが続々オープンして
銀座や表参道エリアの一等地には
ブランド店のデザイナーズビルが建ったのが嘘のようです。
振り返ればあの時が日本のベル・エポックとなってしまうのでしょうか。

[ベル・エポック]
1920年ころのパリがもっとも世界で華やかっだった頃の総称。
産業革命のあと人々に仕事が訪れるとともに消費文化が栄えた。
パリの老舗デパート「ボンマルシェ」もこの時に栄えた。
いまでもファッションの中心といわれるのはこの名残かもしれない。
「旧き よき パリ」の比喩として、
またこのころの文化芸術をベル・エポックという。
ユトリロの絵に代表される、
ムーランルージュやラパンアジルをモチーフにすると想像しやすい。
(印象派ではセザンヌ)