今週は、強烈に寒い日が続いています。
特に今朝は氷点下2度で下北沢の道も氷が張っていました。
雪の多い地方は大変な事になっているそうです。
雪のあまり降らない東京に住んでいる身としては、
不謹慎ですが白銀の世界に憧れてしまいます。
静寂な夜にシンシンと降り積もる雪、
部屋にはビル・エヴァンスのピアノ、シャンパン、
曇るガラス窓の向こうには風に舞う結晶。
今週末のお天気ですが、NOCEのある地域では
札幌の土曜日、新潟の土日を除いてまずまずとなりそうです。
寒さは日曜日に若干緩むそうですが、まだまだ続くそうです。
外出の際には暖かくしてお出掛けください。
冬の街もあと少しで終わってしまいます。
コートに手袋、マフラーと少し着飾ってのお出掛けは
いかがでしょうか。
そしてその際には是非NOCEにお立ち寄りいただければと
全国スタッフ一同お客様の御来店をお待ち申し上げております。
昨晩、食事もせず早く寝てしまい
朝4時に空腹感と共に起きてしまいました。
時差を身体に意識させないためにしっかり起きることにして、
バスタブに浸かり、ストレッチを1時間掛けてやり、
レストランの開店時間6時を待ちました。
「お腹空いた!」とつぶやきながらエレベーターでロビーに下り
レストランに着くとまだ早いのか誰もいませんでした。

席に着き「お楽しみ」の始まりです。
ドイツの朝食程楽しいものはありません。
パンは世界で最も種類が多く特に酵母系パンは絶品です。
日本だとフランスがイメージされますが
パンと言えばドイツなのです。
(去年のブログ2011年ケルン出張2に詳しく書いてあります)
ジュースサーバーでオレンジジュース、

エメンタールチーズを数枚
(チーズフォンデュなどで使われる牛乳系チーズ。
クセがなく食べやすい。
日本では最近高くなってしまって
滅多に食べられなくなりました)
ハムと

ソーセージと

スクランブルエッグ、

そしてドイツパン

山型パン(シュロートミッシュブロートだと思います)

をスライスしてトースターで焼き
テーブルへ。

バター(これがまた格別)をカリカリに焼いた
香ばしいパンに塗り、エメンタールとハムをのせて
ナイフとフォークで切り分けながら食べるわけです。
「これだけでもドイツに来てよかった」と。
エッグスタンドのゆで卵の先をナイフで削って(結構難しい)

スプーンを入れると日本の卵よりやや薄い黄色の黄身が
トローンと出てきます。塩とコショウを振って優雅に。
先ほどのトースト止まらなくなり4枚食べた後、
やはり丸パン(シュテルンゼンメル)に
またハムとエメンタールにバターをたっぷり塗って
食べてしまいました。
ヨーグルト(これもオリジナルでおいしい)に
ブルーベリージャムを落としてとりあえず終えた後、
〆は、やはり焼きたてクロワッサンです。
コーヒーとバターの香りがケルンの朝を包んでいきました。
今晩はロンドン泊なのでチェックアウトを済ませ
外に出ると石畳の歩道を雨が濡らしていました。
街の朝が

少しずつ明けていきます。
駅の自動券売機で見本市会場までの

切符を買いました。
今日のスケジュールをシュミレートしてみました。
もし見本市を早く見終えてしまったら、
「買い物でもするため」に会場から直接
Uバーン(地下鉄兼路面電車)で街の中心部まで行き、
18時発のロンドン行き飛行機に乗るために歩いて駅に戻り、
そこからSバーン(郊外を結ぶ普通の電車)で
空港に行こうと。
そうなると小さいとは言えキャリーバッグが
邪魔になると思い、駅の「自動預かりマシーン」に
預けることにしました。
こうすれば、見本市も「街歩き」も楽チンというわけです。
マシーンにコインを入れるとドアが開きます。
バッグを入れ「OKボタン」を押すと
扉が閉まりカードが出てきます。
このカードを引き取る時にマシーンに差し込めば
また扉が開きバッグを引き取る事が出来るという
画期的なロッカーのはずでしたが、
扉が閉まりカードが出てくる前になんと
「フリーズ」してしまい、どの操作も出来なくなりました。
勿論、バッグは出てきません。
「まいった・・・・」です。
タイトなスケジュールのため1分のロスもアウトです。
「もしもの時はコールセンターに電話」と表示ですが
僕はケータイもなくあたりに公衆電話もありません。
「突然ドアが開いたら」と思うと
この場を離れる事もできません。
とりあえずパスポート、航空券、財布は身に着けていたので
「まァいいか」という感じでまず
駅のインフォメーションデスクに行ってみましたが
ドイツ語オンリーです。
「Something goes wrong with that machine」
は全く通じません。
だんだん焦ってきました。
服は買えば済みますが、
身体に合うシャンプーやコンディショナー、歯磨きは
ドイツで調達出来ません。
並んでいる人に迷惑と知りながら
何度かジェスチャーを繰り返すうちに
「あっちへ行け」と教えてくれました。
指先に従って行くと「手荷物預かり所」のような所がありました。
ケルン歴10回以上で
「マニュアルで荷物を預かるところがある」のを初めて知りました。
「最初からここに来れば良かった」ですが今はそんな余裕なしです。
窓口でおじさんに説明するとやはり英語が通じません。
すると奥から容姿端麗のブロンド(容姿と髪の色関係ないでしょ!)
の女性が「説明して」と流暢な英語で言ってくれました。
「助かったぞ」と胸をなでおろし、
彼女に説明すると「時々あるトラブル」だそうで
キーを持ってマシーンまで一緒に行ってくれました。
彼女はそのキーでマシーンの扉を開け操作を始めました。
「コンピューターがダウンしてしまっているので
再起動しなければならない」そうです。
OSはウインドウズ4,0です。
「早く再起動しろ。スティーブ・ジョブスがんばれ!」
(ジョブスじゃないって、それ言うならビル・ゲーツだって)
と寺門ジモン自答(かなり古い)しているうちに
「直ったわよ」と笑顔で彼女が言い、
バッグが無事戻ってきました。
お礼を言ってバッグをまた入れるとカードが出てきて
今度はOKです。40分のロスでした。
10番線の階段を

駆け上がり
電車に飛び乗ると
ドアが閉まり
動き出し
見本市会場駅に着きました。

雨の中、駅から会場に真っ直ぐ伸びる道を歩き
エントランスから入場し

レセプションでチケットを購入し
チケットをバーコードリーダーに通して

会場を歩き
始めます。

次々に飛び込んでくる
色
形
デザインが
洪水のように

溢れ出していました。
ひとつひとつのブースの

造り込み
パフォーマンス

演出もまだアジアの国々は遠く追いつく事はできません。
少し気になるデザインの

スツールがあったので(画像のものではありません)
値段を聞いてみました。
日本円で60,000円だそうです。
コスト込みで売っても100,000円は越えてしまいます。
「輸出価格を知りたい」と言うと
「卸価格も輸出価格もない。
手作りなので1本でも100本でも同じ」だそうです。
ちなみにここのブースかなり賑わっていました。
こういった凝ったデザインの作家物は
直接ネットで売るようになるのかもしれません。
何も業者にわざわざフィーを支払って
自分のデザインを切り売りする必要などないからです。
これは小売や製造という
ビジネス自体の根幹が問われる問題なのです。
早く見終わってしまったので

フェア会場に「さよなら」を言って
後にして
地下鉄(Uバーン)の駅に向かい

ホームに来た9番の地下鉄に乗り
(主要駅は路線が重複している事が多く
地下鉄の先頭に表示してある路線番号で目的地に行きます)
ヌォイ・マルクト駅
(直訳は新市場、英語でNew Marketですが、
旧市街に対して新市街との理解でOKだと思います)
で降り

街を歩き始めました。
細かい雨とグレーの雲が

教会や
街を覆っています。
土曜日なので人がいます。

ところで「なぜヨーロッパの人たち、
雨でも傘ささないんでしょうか?」
街のシューズショップで「定番のカンペール」と
アパレルでHUGO BOSSのジャケットをゲット。
合計30,000円でした。
日本で買えばおそらく100,000円は越えます。
これはユーロ安の恩恵ではありません。
この時期はバーゲンで
しかも僕の服のサイズが44か46で
ドイツ人には小さ過ぎるため激安となるのです。
こんなところでバイヤー魂発揮してもしょうがないのですが、
このHUGOのジャケットが面白い。
ジャケットの襟の部分がチャックになっていて
締めるとブルゾンに見え、開けるとジャケットになるのです。
レストランで
「ジャンパー預かりましょうか」と言われたら
「その必要ありません」とチャックを下ろして
ジャケットに早変わりという訳です。
大聖堂の
前から

広場を通り
駅で無事にカードでキャリーバッグを引き出し

10番線から13系統の
Sバーンに乗ると
ライン川の鉄橋と

ケルンの郊外が去っていきました。
ドアが開き
空港でロンドン行きのチケットを受け取ると
急激にお腹が空いてきてしまい
カフェでコーヒーと小さなチーズパンをオーダーしました。

朝から初めての食事ですが、
国際線なので機内食が出てくるため
控えめにしておきました。
ロンドン行きのアナウンスが聞こえゲートに向かい、
振り返るとケルン空港のテーブルには
飲みかけのコーヒーカップとナプキンが残っていました。
長くなってしまったので今日はここまでにしておきます。